縦割化による業務効率の悪化に対し、業務の可視化を通じて改善。顧客への真の価値提供に向けて意識改革。

~30秒でわかる本ケーススタディの要約~
組織の縦割化によって、自部門以外への関心がなくなり組織全体の業務効率が悪化。
- 業務の可視化を通じて自部門の前後の業務プロセスを再認識することで、全社一体となって顧客への真の価値提供に向けた意識改革を実現。
背景
社内で部門ごとに縦割化が発生しており、各部門長が会社全体よりも自部門を優先するマインドになってしまっている。
- 結果として作業の押し付け合いや責任の不在が発生してしまい、事業遂行の効率性が悪化するという状況が発生している。
これを解消し、個々の従業員が会社本来の顧客への価値提供のために業務を遂行するという状況を作り出すために業務の可視化を行った。
適用業務
- サプライチェーン主要業務
選定理由
- 戦略、規則、業務プロセスを一元管理でき、フローチャートで図示できるツールを必要としていた。
iGrafxは簡単にフローチャートを作成でき、共有できること。また戦略や規則を簡単に登録、関連付けできること、設定内容を変えたことで様々な切り口でレポートを作成できることが決め手となった。
実現した内容と効果
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- まず自社のビジョン及び中期経営計画からiGrafxで戦略マップを作成し、CSFとなるポイントを可視化した。
次にサプライチェーンのEnd to Endの業務プロセスを概要レベルで可視化し、更に細分化するようにプロセスフローを作成した。また同時にヒアリングを通じて業務プロセスごとのアウトプット、業務プロセスに対する規制要求事項、業務プロセス責任者を可視化してフローチャートを作成した。
作成の後、戦略マップやフローチャートに記載した業務プロセス等の情報をiGrafxへマスタ登録し、業務プロセスを基準に関連付けた。これにより戦略から見た場合はCSFとなる業務プロセスとその内容が把握でき、業務プロセスから見た場合は当該業務のアウトプット、責任者、影響する戦略が把握できるようになった。
- 戦略マップや業務フローはiGrafxで作成すると自動的にWebファイル化され公開されるので、従業員は自分の担当する業務が会社のどの戦略に貢献しているのかを理解することができ、モチベーションの向上につながった。
- また、業務の関係性を把握できるため独善的な考えが少なくなり、改善提案が増加した。
業務管理者は業務プロセスが可視化され、担当業務における責任が明確になったことにより、問題解決に向けた建設的な議論ができるようになった。
経営管理者は戦略遂行における状況把握が容易になり、適切な課題対応が可能になった。
業務可視化・改善ツール BPR+
フローチャートの特長である「視覚的なわかりやすさ」と、業務の詳細情報(手順、システム、帳票、規定等)の可視化を両立します。
また、フローチャート及び各種一覧表の作成・修正における高い生産性は、円滑なプロジェクトの推進に大きく貢献します。
※RPA対象業務の選定と進捗状況の管理を支援するオプションあり
コラボレーションシステム iGrafx PLATFORM
iGrafxでドキュメント化した企業プロセスナレッジをWEBブラウザやタブレットで社内公開することができます。
規程文書や通達等のドキュメントも含めて管理、公開、共有する環境を構築することで、継続的なビジネスプロセスマネジメントを支援します。
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